全国盲学校野球大会は視覚障害者の野球(グランドソフトボール)の全国大会です。

ルール

グランドソフトボールのルール

人数

① チームは10人のプレイヤーで編成され、ポジションは次のように呼ばれる。
  • 投 手 (ピッチャー)
  • 一塁手 (ファーストベースマン)
  • 三塁手 (サードベースマン)
  • 左翼手 (レフトフィルダー)
  • 右翼手 (ライトフィルダー)
  • 捕 手 (キャッチャー)
  • 二塁手 (セカンドベースマン)
  • 左遊撃手(レフトショートストップ)
  • 中堅手 (センターフィルダー)
  • 右遊撃手(ライトショートストップ)
② 投手及び両遊撃手のうち一人は全盲、捕手は弱視のプレイヤーでなければならない。 ③ 10名のうち4名~5名は全盲プレイヤーで、他は弱視プレイヤーでなければならない。

ゲーム

弱視バッターのバッティング練習の様子

捕手の合図により、投手は打者の方へボール(ハンドボールに似た全日本グランドソフトボール連盟公認球)を転がす。打者が転がってきたボールをバットで打つ。以降はソフトボールの進行とよく似ている。 守備ベースの外側に走塁専用ベースが一つずつ設けてあり、塁上での身体接触が起こらないよう配慮している。走塁ベースの外側にコーチャーズボックスがあり、特に、全盲走者の進塁などの誘導をコーチが行う。

試合停止圏

走者の進塁を防ぐために、ボールを保持した野手が踏み込んだり、サークル内で送球をつかんだりして、ボールデッドにする地域である。

全盲プレイヤーに対するルール上の特徴

① 打撃

試合の様子、全盲バッターに対して投球する全盲選手対決!
  • 投球がホームベース上でボールの半径以上浮いて、全盲打者が振らなかった時は「ボール」が宣告される。(アップボール)
  • 全盲打者に対する攻撃側の指示や守備側の妨害は禁止である。
  • 全盲打者の場合、捕手並びに遊撃手(黄色の腕章)以外の弱視野手が内野のフェア地域に入って、打球を処理してはいけない。(反則捕球)

② 走塁

  • 全盲打者の離塁は、捕手の手ばたきが始まった時から自由である。
  • 全盲打者走者、または走者がベースランニングをする場合、コーチャーは手と掛け声で誘導できる。
  • 全盲走者(打者走者を含む)を刺殺、封殺する場合、弱視野手はボールを保持したまま直接塁に持ち込むことはできない。(他の野手に送球する)
  • 全盲打者走者および全盲走者は打球に触れてもアウトにならない。

③ 守備

  • 全盲野手がボールを捕球した場合、弱視野手がフライをキャッチしたのと同様に扱われる。その際、全盲野手同士であれば、何回ボールに接触してもかまわない。 また、守備側の弱視プレイヤーは全盲野手に対し、指示を出すことができない。これに違反すると走者進塁のペナルティとなる。

競技場の説明

競技場の説明

応援で気を付けて欲しいこと

試合前、両チーム、審判が礼をする様子

グランドソフトボールにおいて、全盲プレイヤーは音を頼りにボールを打ったり、捕ったりすることが基本となります。つまり、ボールが地面を転がるわずかな音で「ストライク」「ボール」を聞き分け、バットを振ったり打球を追いかけてキャッチ(捕球)したりします。そのため、ボールの音が聞こえるように、試合中に選手もベンチも応援者も声や音を出してはいけない時があります。

① 全盲プレイヤーが打席に立ちボールを打とうとしているとき(打撃)

「キャッチャーが手ばたきをした時から、ピッチャーが投球して、全盲バッターがその投球を打つか、見送るまで(1球毎)」

② 全盲プレイヤーが打球を捕ろうとしているとき(守備)

「打球が全盲プレイヤーの方向に転がり始めた時から、全盲プレイヤーがその打球を捕るか、弱視のプレイヤーがその打球に触れるまで」

寄付金・協賛品について

例年、全国の企業様、団体様、盲学校、視覚障害関係機関、個人様からの寄付・協賛を頂いて運営しております。
多数のご協力ありがとうございます。


Copyright © 2017 全国盲学校野球大会 All Rights Reserved.